はふ・・・
ため息をついて、私はベッドに倒れこむ。
ディスプレイの中では、私のキャラが休息の姿勢でちょこんと座っていた。
疲れた・・・・
今までにない、特殊な疲れ方だ・・・。
とりあえず3次職にたどり着くことができた。
苦労のたまものとはこのことだと思う。
しかしそれにしても、多くの人の魂がかかっているとはいえ、本当に疲れた。
手鏡をとって覗き込んでみる。
以前はあまり鏡を見ることはなかったが、最近は職業柄、なにかにつけてみる癖が付いてきた。
目の酷使のせいで、クマができている・・・。
ひどい顔・・・。人前には出れないわ、これは・・・。
とりあえず顔を洗ってこよう。
さぁ、準備は整った。
後は決戦の時を待つだけ。
勝ちますよ、今回も、私たちは。