背「バレンタインだね」
柚「そうですねぇ」
背「っけ。どいつもこいつも。」
柚「妬む前に妬まなくて済むよう努力をしたらどうですか」
背「俺は今人生の一大事中なんだ。そんなことしてられるかっ」
柚「以前から努力をしてなかったように見えますが・・・。」
背「キノセイデス」
柚「しかし一大事とは大げさな。ただ
『働いている工場が潰れる』だけじゃないですか」
背「十分一大事だろ・・・」
柚「いいじゃないですか。潰れるといっても、会社が経営不振で自社工場のうちのひとつを他社に売っただけ。そこの従業員はちゃんと受け入れてくれるんでしょう?本社か、その買った会社が」
背「どこに飛ばされるかわかんないんだぞっ!北は北海道から南は九州までっ!一大事だろう!」
柚「仕事があるだけましだと思って開き直りなさい」
背「ああもう売られた子牛の気分だぜ。ドナドナど~な~ど~な~。アー癒しがほしいぜ。幻想郷行きたいな~」
柚「重傷ですね・・・。仕方ないですね。私の膝枕でよければ癒してあげましょうか?」
背「マジで?」
柚「1分につきお★様ひとつ頂きますが」
背「金とんのかよ!」
柚「アイドルの膝枕ですから」
背「50秒で頭を上げたら?」
柚「料金は発生しませんね」
背「・・・・・・」
柚「さてどうしますか?」
背「・・・・やめとく。なんか消費者金融から金を借りる気分が味わえそうだからやめとく」
柚「ちっ」
背「ちっていったな!?なんかたくらんでたな!?」
柚「いえ、土蜘蛛の檻で動きを封じればお★様絞り放題だと」
背「・・・やめといてよかったぜ・・・」
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