何とか這い出して、薬を探す。
確か以前買ったものがあったはず。
水を汲んで、一気に流し込む。
立つことも辛い。
またベッドに這い戻る。
寝ようとしても、苦しさで寝ることもできない。
時折起こる吐き気。
何も食べていないと言うのに。
何を吐くと言うのか。
苦しい。
誰か。
「ぉ・・か・・・ぅぐ・・・」
思わず出そうになった言葉を何とか呑み込む程度に、私は冷静だったらしい。
頼らない。
どんなことが起きようとも。
どんなに苦しくても。
私を見限った連中には。
体が熱い。
眠ることができれば・・・。
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