大学生とは、「やりたいこと」を探すのに最もうってつけの時期ではないか、と私は思う。
やりたいこと、自分に合った仕事。
そういったものを見つけるのは、なかなか容易ではない。
自由な時間、自由にできるお金、体力、気力。
いろいろなものが必要になってくる。
高校や中学では時間はたくさんあるかもしれないが、お金という面がネックになる。
さらには「学生」や「未成年」という肩書が重い足かせとなってしまう。
逆に社会人になってしまうと、お金には困らないだろうけれど、時間が無くなる。
年をとれば体力と気力も衰える。
その点、大学生は違う。
大学生において、「学生」という肩書は、高校や中学のそれに比べると、それほど重いものではない。
1年ちょっと経てば「未成年」という肩書もなくなる。
時間もある。体力も気力もある。
お金も、社会人ほどでないにしろ、高校生たちよりはあるだろう。
そう、大学生というのは、自分のやりたいことを見つけるために、いろんなことに手を出すには最も適した時期なのだ。
頭の中で考えるだけでなく、実際にやってみる時間やお金がある。
自分に合っていると思ったことが、やってみると全然ダメだったり。
自分には無理だろうと思ったことが、意外に合っていたり。
そうした紆余曲折をするのに最も適していて、逆を言うと、今この時期に紆余曲折をするべきなのだ。
さて、前置きが長くなったわけだけれども。
つまり私が何を言いたいのかというと。
今私がしている仕事はそうした紆余曲折の最中なのだということなのだ。
そう思わなければこんな仕事やってられない。
「ステージの上で、その他大勢の大衆を前に、歌を歌う」などと!!」
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